2007年2月7日(水)
石油の代わりに詰める水
産油国から大量の石油を運ぶ石油タンカー。大きなものでは全長380m近くもあ る大型船舶、石油を積んでいる時は問題ないが、産油国へ向かう時にタンクが 空っぽではバランスが悪い。
石油満タンの時と空っぽの時では海面からの高さが9mも違うタンカー、そのま まではスクリューが海面から出てしまうし、横風や横波に弱い。そこでバラス トタンクに海水を入れて出発、石油を積み込む時に排出する。これがバラスト 水、脚荷と呼ばれるもの。
このバラスト水、世界中の海から産油国周辺に持ち込まれるため、海洋生態系 への影響が懸念されていた。そこで2004年に「船舶のバラスト水及び沈殿物の 規制及び管理のための条約」が採択され、30ヶ国の批准後に発効される。この 条約ではバラスト水の水質を規制、浄化装置等で基準値以下にしてから排出す るよう義務付けられている。





コメント (0)
この記事にはまだコメントがついていません。
現在コメントフォームは利用できません。