2007年4月22日(日)
すす微粒子、中国・北京で東京の約3倍
「車の排ガスなどに含まれる汚染物質“すす微粒子”濃度が、中国・北京市では年平均で東京の約3倍に達することが東京大や北京大などの共同研究でわかった。
現在、北京の大気汚染度は、高度成長期の東京に近く、韓国や日本にも風で運ばれて、地方で大都市並みの高濃度が観測されているという。東アジアは特に排出量が多く、気候変動や人体への悪影響も懸念される。
ちなみに、大気を汚す浮遊粒子状物質の主な成分は、ディーゼル車の排ガスや石炭が燃えてでるすす微粒子。直径20〜30ナノメートル(ナノは10億分の1)の炭素の微粒子が集まった形をしており、大きさはスギ花粉の数百分の1以下と極めて小さい。
この物質が鼻の粘膜などをすり抜けて気管支や肺に達し、発がんなど人体に悪影響を及ぼすとされる。ちなみに、すす微粒子は高度1〜2キロ の上空に舞い上がり、太陽光で加熱されて上空の空気を暖め、大気の熱循環に影響するほか、微粒子が核となって雨雲を増やす効果もあり、気候変動に大きく関 与するとみられている。 (【朝日新聞】)』





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