名水ツアー 第1回 【高賀の森水 : 岐阜県】

名水ツアー 第1回 【高賀の森水 : 岐阜県】

高賀の森水 岐阜県岐阜県のほぼ中央、白山系の山々に囲まれた自然がいっぱいのちいさな村、洞戸村、村の中央には長良川の上流板取川が清々しく流れ高賀谷へとつながっています。

渓谷は、深い森に包まれまさに「木と水のくに」といわれるたたずまいをみせています。

美濃関物産館で休憩 (昼食・お土産:関の刃物で有名)奥長良川名水有限会社 「高賀の森水」を製造しています 奥長良川名水館の 製造工場の工場見学をしました
高賀真水(洞戸)を訪れました 各地からお水を汲みにこられて います。参加者で記念撮影高賀神を参拝

美濃市(花祭り・花みこし見学)

美濃まつりは、花みこし、山車、流し仁輪加の3部から成り立つ八幡神社の祭礼です。
花みこしは、美濃紙の産地らしく桜色に染めた紙の花をつけた”しない”を 200~300本をみこしの屋根に取り付けたもので、 土曜日には、大小あわせて30余基の花みこしが市内を練りまわり、 その姿は、まるで美しい桜の花が乱舞しているかのようです。

また、日曜日には6輛の山車(県指定重要文化財)と練り物の行列、 両日の夜には流し仁輪加(国選択無形民俗文化財)が行われます。
仁輪加とは、『落ち』のついた即興劇で、風刺と洒落(しゃれ)をきかせた話術と動作が特徴で、江戸時代から受け継がれてきた伝統芸能です。

Pick Up!
会員の中島先生の文章を載せさせてもらいます。
名水「高賀の森水」のふるさと・岐阜県洞戸村を訪ねて   水来会員No.410 中島勝利

今、「ウォーターショップ水来号」は、関西テレビの前で、 出発を控えてのウォーミングアップをしています。 今日参加する十六名の心は、今からどのようなドラマが始まるのか、 期待を胸一杯 にふくらませ、今かと出発を待っています。 私は目的地・美濃の「高賀の森水」のパンフレットに 目を通しています。いよいよ出発です。 私達を乗せたバスは午前八時過ぎに車軸をしっかりと地につけ、大阪を後にしました。

 

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今、社長から会員の皆様に挨拶がありました。 次にこのツアーを企画 した藤井さん、 最後にインターネット担当の池上さんの挨拶がありました。 池上さんはプロのカメ ラマンであると社長からの紹介もあり、 どのようなアングルで写真を撮ってくれるのかが、とても 楽しみです。 水屋のおやじ・板屋社長の気配りと、店長・藤井さんの笑顔でバスは進んでいます。

 

社長から美濃市で昼食をとり「花みこし」を見学して、 目的地・「高賀の森水」の源流見学は、午 後3時頃になると説明がありました。 会員の中にはビールを飲んでくつろいでいる方もおります。 私は名神を走るバスの車窓から田園地帯を見つめていました。 時折、景色が防音壁で中断されるこ とが残念であると思いながらも、 これも公害対策の一つでしかたのないことだと考えていました。

 

そのようなことを考えているとき、もし万が一のことがあってはいけないということで、 藤井さん から板谷社長の携帯番号が入った名刺がそれぞれに配布されました。 (誰かが迷子になるのかな?) ハイペースでビールを飲んでいる会員の方を傍観していて、 「早くできあがってしまって、千鳥足 になっては見学地で困るよ」とアルコールの飲めない私は心配しています。「不必要な心配だ」と 心の中に言いきかしていると、 添乗員の方から「桂川インターでトイレ休憩です」とアナウンスが ありました。

 

「桂川三K」の表示を通過しました。 九時二十分、桂川インターに到着しました。 休憩中「木村さん、留守番をよろしくね」「天気で よかったですね」・・・ 店の留守番を預かっている木村さんに電話をしました。 バスは目的地に向 かって走りだしました。

 

今、多賀インターを通過しました。車内は静かです。熟睡モードの方もお られます。 生徒引率の場合、車内は喧騒の世界です。今日は「先生」ではありません。「水来の会員」です。 仕事を忘れての楽しい一日です。今、高速道路の前方左側にJRの線路が見えました。 「どこ行きの列車が走っているのかな。高山方面かな」と考えていました。 先程、桂川インターで 買った焼きまんじゅうを三個食べました。とてもおいしかったです。

 

気配りの社長が「ビール・コ ーヒー・ウーロン茶はいかがですか」と各座席を回ってきました。 私はウーロン茶に手を伸ばしま した。まんじゅうの後のウーロン茶はグッドでした。 どうしたことか、藤井さんの声が聞こえてこなくなりました。静かに前席で座っています。 次の機会に備えて小休止か。今、関が原トンネルを 越えて岐阜県側に入りました。 穏やかな天気です。十時半を過ぎたところです。社長の司会で自己 紹介が始まりました。

 

店の「お喋りノート」によく登場する「妖怪からから」の大野さんが、 お母 さん同伴で来られています。 ほんの先日、店で「ちゃぷちゃぷクラブ通信」を見て、 この企画を知 って参加された女性の方もおられます。 また、メーカーの方も数名参加されています。 お一人の方はスヤスヤとお休みなので、また、後でお願いすることにしました。

 

十一時三十分、美濃インターに到着して、 一般道路に出てすぐの美濃関物産館で昼食をとりました。 珍しい三段重ねのせいろむしの食事で、中段に錦糸卵が入ったご飯、 上段と下段には美味しい おかずがいっぱい入っていました。

 

カメラマンでもある池上さんのシャッター音が、連続に聞こえ てきました。 食事をはさんで初対面の方ともだんだん打ち解けてきました。 食事後、土産物コーナ ーで目を肥やして十二時三十五分その店を後にして、美濃の町中にバスは進みました。

 

ここは「うだつのあがる町」と言われ、歴史的な風情に満ちあふれています。 この地域は以前、水の便が悪い ため、火災に対して弱いという一面をもっていました。 その防火対策として屋根に「うだつ」をあげるようになりました。 「うだつ」とは屋根の両端を高くあげ火災のときの類焼を防ぐように工夫 したものでした。 しかし、次第に冨の象徴として豪華な「うだつ」が競って上げられるようになりました。 ここから、「うだつが上がる・上がらない」ということばが生まれました。 現在まだ、十八棟残っているとのことです。

 

今日は四月十三日です。年に一度の美濃祭りの日で、花みこしが町内をねりまわします。 花みこしの「花」はピンクの和紙で出きており、 空に向かって放物線を描いています。私達一行が着いたとき、 数えきれないほどのみこしが昼食の休憩をしている時間帯でした。

 

先頭に「め組」のみこしがいて、この前で社長に記念写真を撮っていただきました。このみこしは女性がかつぐ、ギャルみ こしです。 メインストリートでみこしのぶつかりあいが始まりました。 掛け声勇ましく、また太鼓 の響きも一段と高まり、ふるまい酒に酔いしれ、祭りも佳境に入りました。 若者がはっぴ姿にはち まきと威勢のよい掛け声も飛びかい、 桜の花が乱舞しています。見事な光景です。若衆の息吹と伝統の重さを感じた一時でした。

 

「うだつの上がる町並み」で、実際に「うだつ」をこの目で見て、 集合時間の一時五十分が近づき、 足の歩を速めました。集合場所に会員の皆さんが集まって来まし た。 しかし、お一人が時間が過ぎても来られません。その方は誰でしょうか。 そうです。社長が来 ないのです。「水屋のおやじ」は何をしているのでしょうか。 しびれを切らして藤井さんが携帯電 話で連絡をとりました。 「メインストリートでみこしのぶつかりあいの場所にいて、人、人の中で 身動きが取れないので、 しばらく待って欲しい」とのこと。やっとのことでその場を脱出して、我 々の前に姿を見せられました。 社長の「疲れた」という表情で、このことからも祭りの雄大さが伺 えます。

 

二時十分に「うだつの町・花みこしの町」を後にしました。 目的地である洞戸村奥長良川名水館に向かいました。 約二十五分で到着しました。 ここで、目の前で「高賀の森水」の誕生を見ました。

 

1.ペットボトルは「クリーンルーム」でラインにのせられ殺菌されます。 2.上流六Kの源泉からパイプラインで送られてきた水が無菌室でつめられます。 3.「高賀の 森水」のラベルがはられます。4.厳重な品質管理が行われています。 などいろいろ教わることがありました。 案内して いただいた方も大変親切な方で、 本来土曜日で休業であるのに、 私達のために工場を開けて待ってくれていたとのこと、 感謝・感謝です。

 

工場見学の後、私達一行は三時十五分頃に「高賀の神水庵」に到着しました。 「一億年の眠りから目覚めた名水」がここ狭しと湧き出ていました。 土曜日ということも あって、たくさんの人が列を作って順番を待っていました。 私はひしゃくを使って口にふくみました。

 

不純物の入っていない純粋な生の水で、体にやさしくて安全な水のようです。透き通っています。 私は大阪から持ってきたペットボトルに、微笑みを浮かべながらその水を入れました。「やっ た」という趣でボトルの栓をしっかりしめてかばんの中に入れました。看板に「一回の汲み上げは 二十リットルポリペットボトル二本、二リットルポリペットボトル二十本を限度とする」と記されていました。このことから、連日たくさんの方が名水を求めて来られることが分かります。

 

ここを 三時四十五分に出発して高賀神社に向かいました。 小雨がぱらついてきました。ここは水飢饉を祈 る神社で、宮司は雨を降らせることができるとのこと。私達が着いたとき小雨がぱらついたことは 何かのご縁かもしれません。

 

三色の花びらを持った八重桜を発見して「珍しい」を連発しました。 四時十分に出発して帰路につきました。 しばらくするとバスが停まりドアーが開きました。 奥長良 川名水館の従業員の方が「カメラを忘れた方はおりませんか」「ああ、僕です」・・・これもまた、 感謝・感謝です。 おそらく私達のバスがUターンして、 この場所に来るまで長いこと待っていてく れたのではないでしょうか。

 

車中は皆さんすっかり打ち解けてなごやかな話し声が、あちらこちら から聞こえてきます。 添乗員の方から「大阪着八時の予定」と連絡がありました。関インターで、 藤井さんが天むす、たこやきを買って皆さんに配ってくれました。 「ビール・コーヒー・ウーロン 茶はいかが」と、藤井さんが各座席を回り始めました。

 

藤井さんがバス揺れの影響で不安定な状態 になるため、 後からフォローしていた添乗員の方にバランスを崩したとき、支えられるという一幕もありました。 今、留守を預かっている木村さんに 「お仕事ご苦労様でした。お土産を買いました。 八時頃着く予定です」と電話をしました。

 

当初より一時間程遅れましたが、和気あいあいの中に大阪に戻ってきました。 このような企画を していただいた方に感謝の辞を述べたいと思います。 ーーー「気苦労が多かったと思います。本日 はありがとうございました」ーーー 今回、不都合で参加されなかった方も、次回にはぜひ参加して いただき、 この輪が広がっていくことと、ウォーターショップ「水来」のご発展を願っています。(完)